通関士になりたい

通関士になりたい。通関士とは何か。通関士について解説。

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通関士は国家資格

輸出入者に依頼されて通関書類を作成

通関業者は、輸出入者に依頼されて通関書類を作成します。通関書類は、税関官署または財務大臣に対して提出する、輸出申告書、輸入申告書、意義申立書、審査請求書などがあります。

通関士の場合は通関業者の正社員として働くことが前提となりますが、通関士にのみ任されている業務以外の通関業務を行う従業者として働く場合は、派遣で働く就業スタイルもあるでしょう。通関士の待遇は、通関業者の規模や会社によって違いますが、一般企業の平均的な初任給に加えて通関士の資格取得者には手当てが支給される会社が多いようです。

通関業務の実務試験合格者には通関士試験の試験科目が一部免除となる制度があり、対象者は通関業者で通関業務に従事するか、官庁において関税その他の通関に関する事務に従事した期間が通算5年以上になる人です。5年以上なら1科目免除で、15年以上なら2科目免除になります。

通関士資格を取得できる専門学校の学科は以下のようなものです。

・航空専門学校-航空ビジネス学科・航空サービス学科など。

・法律専門学校-国際貿易通関士学科など。・語学専門学校-国際ビジネス科など。

・観光専門学校-航空貿易学科やエアポート学科など。

・総合ビジネス専門学校-通関士学科など。

通関士試験のチェックポイントのまとめです。

・初学者は、通関士講座を利用して標準学習期間の6ヶ月での学習を実践する。

・独学の実務経験者も、単科講座を利用して弱点をなくす。

・試験科目全体の内容を最初に把握してから個別のポイント学習をする。

・基本テキストは厳選して選び、本試験まで徹底的に使う。・模擬試験には必ず参加する。

・毎日学習内容に触れられるよう工夫をする。

・出題頻度の高い条文や過去問題から今年の出題傾向を掴んでおく。

・問題集にかける期間を多めに取り、問題を繰り返し解く練習をする。

通関士になるためには、通関士となる資格を有して税関長の確認を受け、初めて通関士になることができるのです。ただし、税関長の確認拒否事由の「欠格事由に該当するもの」「関税法に規定する罰則に該当する行為をした者であって、当該違反行為があった日から2年以上を経過しない者」「通関業務の停止処分を受けた者または通関業務に従事することを停止された者」に該当する者は通関士の確認を受けることができません。

異議申立てに対する決定になお不服がある場合には、税関長の直近上級行政庁である財務大臣に対して審査請求をします。審査請求ができる期間手続の方法、流れについて規定されています。財務大臣が審査請求に対して行う処分を裁決と呼びます。

制限的な解除条件付減免税は、配合飼料、単体飼料、落花生油の製造のために規定されている輸入原料品に対する「製造用原料品の減免税」、規定の輸出貨物を製造するために輸入される規定の原料品に対する「輸出貨物の製造用原料品の減免税」といったものがあります。

適用貨物について基本税率に代わって一定期間に限り暫定的に適用される税率で、対象となるのはWTOの農業協定に基づく農産物や豚肉、各国との合意に基づく牛肉、軽減税率対象物品などがあります。

輸出申告書の試験では、試験会場で輸出申告書の作成注意事項と仕入書が配布されますので、これらを見ながら輸出申告書を作成しましょう。輸出申告書は大まかに上段、中断、下段に分かれており、それぞれの部分は以下のように記入してください。

・上段部分-申告年月日、積込港、積載船名、出向予定年月日、仕向地。

・中断部分-品名、統計品目番号、単位、数量、申告価格(FOB)など。

・下段部分-貨物の個数、記号、番号、申告書の枚数、仕入書チェック欄、通関士記名押印など。